日本共産党高槻市会議員団|市政資料No.507 2022

2022-5-20

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高槻市国民保護計画が変更される

 2004年6月、国は武力攻撃から国民の命や身体、財産を保護し、国民生活、国民経済への影響を最小にすることを目的として「国民保護法」を制定し、地方自治体が国民保護計画を策定することを決めました。これを受け高槻市でも計画を策定しており、その内容を今年2月に一部変更しました。その、中身はゲリラ・特殊部隊や弾道ミサイル攻撃などに対して徒歩や公共交通機関を利用して近くの施設や市内に避難するとあり、その避難先として大阪府で5か所の地下が指定されました。全く現実的ではなく、こうい事態を起こさないことが政治の役割です。

高槻市は独自の理念を目的の中に入れる

 

 高槻市は他の自治体と違い、目的の中に「『非核平和都市宣言』の理念に基づき、様々な平和施策を市民参加で推進するとともに、平和のための国際理解や交流を通じてさらなる相互の理解を深めていくものとする」とあり、お互いの理解が大事で、有事に至らないようにすることが必要だとしています。
 何より大事なことは、武力や核兵器を使わせないこと、戦争をさせないことです。

今大切なのは憲法9条を守り、
外交努力で平和な世界に貢献すること

 3月市議会で、維新の会の議員が、国民保護計画を取り上げ、日本は核兵器を持った国に囲まれているが、アメリカの核によって守られていると発言しました。安倍元首相は敵基地攻撃能力を持つこと、基地だけでなく中枢を攻撃できるようにすることが必要と発言しています。これは自衛の武力だけでなく、攻撃するための武力です。武力と武力で、平和は生まれません。
 憲法9条を守り、外交努力で平和な世界に貢献することが、必要です。


高齢者の4回目のワクチン接種について

新型コロナウイルス感染症にかかった場合の重症化予防を目的として、4回目接種の方針が出されました。
(1) 対象者
〇60歳以上の方
〇18歳以上60歳未満で基礎疾患を有している方、その他重症化リスクが高いと医師が認める方
(2) 摂取間隔
〇3回目接種から、少なくとも5か月以上空けること
(3) 接種体制(集団接種・個別接種)
・集団接種(グリーンプラザたかつき)を7月から再開予定
・3回目接種に引き続き、個別接種(約190医療機関)を実施予定


各議員が所属する委員会
中村れい子
市民都市委員会、新名神交通体系等対策特別委員会、議会運営委員会、国民健康保運営協議会
きよた純子
福祉企業委員会(副委員長)、地方分権推進特別委員会、社会福祉審議会
出町ゆかり
総務消防委員会、市街地整備促進特別委員会(副委員長)、議会だより編集委員会

住民の声をまちづくりに生かそう

富田のまちづくりについて

 富田のまちづくり構想に位置付けられていた、四中校区の施設一体型小中一貫校は多くの住民のみなさんの、疑問の声の中、まちづくり構想から、はずされました。また、富田支所や赤大路コミュニティセンターなど4施設は長寿命化を図り、継続されることとなりました。
 市は、3月22日から4月21日までパブリックコメントを実施し、44件の意見が寄せられています。結果は6月議会で報告されます。

公園整備に関する主な意見と市の考え表

川添公園の活用について

 川添公園の再整備や植木団地跡地の活用について、住民のみなさんから、多くの要望が寄せられ、自治会からも要望書が出されました。きよた議員も議会で質問しました。市は住民説明会などの要望もふまえ、幼児遊具ゾーンや児童遊具ゾーンなど、子どもたちが安心して遊べる場所や、高齢者向けの健康遊具なども設置し、バリアフリー対応の水洗トイレの設置など、住民のみなさんの声を反映した公園を示しています。

公園整備に関する主な意見と市の考え表

※植木団地の跡地利用として、市は地域のつながりや高齢者・障害者・児童等の各福祉分野を横断した福祉サービスの充実を図るため、「(仮称)福祉ヴレッジ」の整備を検討するとしています。


市営バスの便数が減らされる

 市営バスは新型コロナの影響で赤字になり、路線バスの便数を減らしました。
 市営バスは、朝の通勤の時間帯は現状の便数を確保し、昼間の利用者が少ないバスについて減便していると説明しています。昼間の便数が減ったことで、利用者からは「病院や買い物に行くのに、不便になった」「少なくても1時間に1本はバスを走らせてほしい」また1時間に2本のところでも「54分の次に59分と5分差でバスがくる。もっと間隔をあけてほしい」と声が寄せられています。
 市営バスを利用している人が増えれば便数を増やすことにつながります。健康のためにも市営バスに乗って出かけましょう。

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