バックナンバー<2013年> <2012年> <2011年> <2010年>  

2014年 No.418 1面(6月13日発行)

6月議会

高槻市立臨時保育室の

保育所・人員体制など事業内容示される

臨時保育室の主な運営内容

臨時保育室が今年12月開所予定で年度途中に入所困難な児童への対応として実施されます。

定員は50人、開室時間は7時〜18時(延長保育は19時まで)。利用料は3歳未満児月3万5千円。3歳以上児月2万5千円。延長利用料月4千円です。

保育士配置や面積基準は認可保育所なみにすることになっており、保育室は0歳・1歳の36人、2歳以上14人の設定ですが申し込み状況により調整されます。


保育所待機児状況と市の取組

今年4月の待機児童はゼロになりましたが、保育所の申し込みが1カ所のみの場合や、第2希望の保育所に入所できたのに断った場合、通常の交通手段で自宅から30分以内で通える保育所への入所が可能な場合は「特定保育園の申込者」になり、待機児童にカウントしません。高槻市では「特定保育園の申込者」で入所できなかった子どもが120人います。

今年10月に認可保育所が1カ所開所します。待機児解消へさらなる取り組みが必要です。

保育所待機児の推移表


国が軽自動車税引き上げ

軽自動車にかかる税率の表国の2014年度税制改正で購入時にかかる「自動車取得税」が廃止され、減収になる年間約1900億円の穴埋めに「軽自動車税」が引き上げられます。軽自動車は普通自動車より価格が安く、庶民の身近な乗り物です。軽自動車を利用する自営業者の声や、保有する人の立場や心情に対する配慮に欠ける増税です。高槻市では2013年度は原付などのバイク、軽自動車、軽トラ含めて約8万4千台です。2015年4月以降に購入された新車が対象です。















日野川雨水ポンプ場の設備更新

日野川雨水ポンプ場(桜ヶ丘北町31番)は、日野川の水を女瀬川へ排水する施設です。日野川雨水ポンプ場がつくられたのは1970年で、44年前です。老朽化のためエンジンポンプなどを新しく入れ替えます。それらの設備更新に約2億2260万円かかります。国の補助は2分の1で市負担は1億円以上です。市内11箇所の雨水ポンプ場のほとんどが老朽化しています。市民の安全を守るためにも国は雨水ポンプ場の老朽化対策にもっと補助を増やすべきです。

2年前の集中豪雨では、この日野川雨水ポンプ場周辺地域である、桜ヶ丘北町では浸水被害が58件近くありました。女瀬川も避難判断水位になり、危険な状況でした。

女瀬川は4年前に市民が堤防から水が漏れているのを見つけて、大阪府が補強工事を行いましたが、抜本的な対策はしていません。大阪府に対策を求めます。

2面へクリック

●著作権:日本共産党高槻市会議員団 
Eメールアドレス:shigidan@jcp-takatuki.jp
〒569-0067高槻市桃園町2-1 
市役所内TEL:072-674-7230FAX:072-674-3202