バックナンバー <2012年> <2011年> <2010年

2013年 No.405 2面(5月24日発行)

市の施設や事業を視察

市会議員団は5月2日、市の施設や事業を視察しました。視察内容を報告します。

カンガルーの森

一昨年度まで、障がい児への公的サービスの内容などを規定する法律は障害者自立支援法と児童福祉法に分かれていましたが、昨年度から児童福祉法に集約されました。高槻市ではカンガルーの森に家族からの相談や制度の利用を受け付ける児童発達支援事務所があります。

 視察では、事業の説明を受け、相談室などを見学しました。説明では「171号線より南側に制度を利用するための計画を作成する相談支援事業所がない」などの課題が出されました。また、従来から行われている児童虐待相談についても説明を受け、面接室などを見学しました。

新消防庁舎

市の消防本部庁舎は耐震強度が不足していたことから、建てかえを進めてきました。昨年度、建てかえを終え、今年度から新庁舎が稼働しています。

火災発生の通報受付から出動指令、消防活動支援まで一元的に行う消防司令センター、市内の公共施設では初めて建物の基礎に導入された免震装置などを視察しました。

療育園

療育園は、就学前の肢体不自由の子どもが、療育(理学療法・作業療法・言語聴覚療法など)を受けることで、日常生活の動作などを身につけ、安心して生活できるよう支援する施設です。園長以外に、医師・看護師・理学療法士・保育士が配置されています。高槻の療育園は医療型児童発達支援センターに分類され、子どもとその家族に対して診察・医療相談なども行っています。

視察では、施設の概要説明を受け、理学・作業療法室や保育室などを見学しました。自立支援法以来、報酬が利用する児童の人数ではなく、通園日数に応じた算定に変わり、収入が減少した問題などが出されました。また、隣接する福祉型児童発達支援センター市立うの花療育園も見学しました。


風しんが流行

市が緊急助成し予防接種が無料に

風しんの状況や無料化についての案内図現在、首都圏を中心に風しんが大流行しており、関西圏にも急速に拡がりつつあります。高槻市でも感染が拡大しています(左記)。

 風しんの免疫を持たない女性が妊娠中(特に妊娠初期)に感染すると、胎児が難聴、心疾患、白内障など「風しん症候群」にかかる可能性があります。

 13日、大阪府が予防接種費用の2分の1を助成すると発表していましたが、16日、高槻市も助成することを明らかにし、結果、無料で受けられることになりました。







新エネルギー導入補助の対象が拡充

太陽光発電など新エネルギー拡充の図、申し込み期間太陽光発電は4月25日~7月19日まで。エコハウスは5月20日~2014年2月26日まで。詳しくは高槻市役所で、お聞き下さい。市は、これまで太陽光発電、太陽熱利用システム、ペレットストーブ、窓の断熱改修にそれぞれ補助をしてきました。今年度からは、太陽光発電への補助制度を継続しつつ(補助件数増)、エコキュート、エネファーム、エコウィル、定置用蓄電池も補助対象に加え、これらの機器のうち2種類を導入した場合、費用の1/3を補助するエコハウス補助制度を開始しました(太陽光発電への補助額は従来通り・佐記)。


1面にもどるクリック

 
●著作権:日本共産党高槻市会議員団 
Eメールアドレス:shigidan@jcp-takatuki.jp
〒569-0067高槻市桃園町2-1 
市役所内TEL:072-674-7230FAX:072-674-3202