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2013年 No.402 2面(2月21日発行)

市街地整備促進特別委員会(2月8日)
JR高槻駅ホーム拡幅の具体案示される

JR高槻駅は1日約12万3千人が乗降する駅であり、JR西日本管内で10番目に利用者の多い駅です。ラッシュ時などの列車到着直後は狭いホーム・階段に混み合う状況です。「ホーム上での安全とスムーズな流動に大きな課題がある」として、2006年度に市が連絡調整会議を設置してJRとの協議調整を開始。2009年5月には、市と市議会がJRに対してホーム拡幅の要望をしていました。

この間、市は工事内容の検討や、費用試算などをJRと協議をしており、2月の市街地整備促進特別委員会に、ホーム改良方針、工事費、工事期間などが示されました。2016年春には、拡幅工事を完了し、供用開始の予定です。ホーム改良にかかる費用総額は約50億円です。費用負担の割合は国と市、JRで3分の1ずつです。

市の負担は約16億円~17億円の予定です。

ホーム拡幅は市民の要望でもあります。費用の見積もりや詳しい図面などの資料は今後、出されるということで、工事費が適正な費用なのかチェックをしていくよう市に求めていきます。

JR駅各市の乗降人数とホーム面積の比較表
JR高槻駅ホーム新設ホーム予定平面図


新名神・交通体系等対策特別委員会(2月7日)
鵜殿ヨシ原の環境保全に関する検討会について報告される

鵜殿ヨシ原のヨシは宮内庁雅楽の主要楽器である篳篥の蘆舌(ろぜつ・リード部分)の材料として使われています。特に、蘆舌の材料としては、鵜殿のヨシが最高とされています。新名神のこの部分(八幡~高槻)は2003年に凍結区間となっていましたが、昨年4月に凍結を解除したため、ヨシ原を通過する高速道路の橋脚の建設でヨシ原の地下水脈が傷つき、全滅する恐れもあると問題になっています。

西日本高速道路会社は、淀川流域にある鵜殿ヨシ原の環境保全に向けた専門家による検討会を1月10日に開催。「鵜殿ヨシ原研究所」の小山弘道所長らが委員として出席。2023年度までの全線開通を目指す新名神高速道路による生育への影響について協議し、対策を検討します。

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