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2012年 No.399 2面(10月25日発行)

産業振興ビジョン(改訂)の素案を発表

市は「地域経済の発展に資することを目的」として、2003年10月に策定した産業振興ビジョンを改訂します。2020年度までの計画です。また、実現度合いを測るために、創業や企業定着促進などの補助制度の利用やイベントの参加人数、観光案内所の利用人数など、目標値を設定しています。

産業振興への課題と主な取り組み

●商業・サービス業分野の課題―中心市街地の賑わい創出と商業活性化の担い手育成

市内、事業者を対象とした意向調査では、「頑張る個店・創業者の支援」が54.3%と一番多く、個店への支援が必要です。市では創業・個店への補助制度があり、これまでの2年間で9件の利用がありました。

また、商店街の活性化を目指し、「魅力ある店舗」の出店を支援するとしています。

●工業分野の課題―事業所の維持及び発展のための環境づくり

事業者への意向調査では「周辺住民への対応」が16.7%と立地環境に関する課題があがっています。市では、防音、臭気対策への補助制度があり、すでに、3件の利用がありました。工場と住宅が共存できる良好な環境確保に努めるとしています。


都市型洪水対策への支援強化を求める意見書

全員一致で可決

 都市の洪水被害が全国的に繰り返し起こっているなか、8月14日は110ミリの豪雨によって、市内各所で床上・床下浸水、道路冠水、地下道の浸水、土砂崩れが発生。その上、山林が保水能力を失い、市街地の農地も減少し、雨水管の多くは処理能力毎時約50ミリで整備されているため、100ミリ以上の豪雨に対応できなくなり氾濫の危険を抱えています。日本共産党市会議員団は国に対して抜本的対策を求める意見書を提案、9月25日の市議会において全会一致で可決しました。

高槻市内の浸水箇所図 #

意見書の要望項目

●社会資本整備総合交付金の雨水管、雨水貯留施設の整備に対する国庫補助を抜本的に拡充すること。

●河川、堤防の改修・強化への支援を強化すること。

●急傾斜地、地すべり危険箇所、砂防地区の点検、対策強化への支援を強めること。

●災害予防予算、国土保全予算を増額すること。


中学校給食11月から如是中と芝谷中で始まる

11月から中学校2校で市直営の中学校給食が実施されます。小学校で調理された給食が中学校へ保温食缶などで運ばれます。如是中は五百住小学校、芝谷中は若松小学校の組み合わせです。2015年4月から全中学校で実施予定としています。

中学校の給食内容

●全生徒対象の主食(ご飯・パン)・副食(おかず2~3品)・牛乳の完全給食

●基本額月額: 1年生4,800円、2年生4,700円、3年生4,200円

 ※来年度以降は価格の変動で変わる場合があります。

●食物アレルギー対応

●献立は栄養士、栄養教諭などが作成

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