2012年 No.395 1面(6月14日発行)
6月市議会
障がい者の駐車料割引拡大、遊休農地の解消
北地区図書館、学校耐震化の工事契約など
障がい者の駐車料割引
7月から総合保健福祉センター(城東町)、西部地域保健センター(富田町2丁目)の駐車場料金が障がい者と障がい者が同乗している車は半額になります(1時間までは全市民無料)。身体障がい・療育・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方が対象で、同時にスポーツ施設、城跡公園、古曽部防災公園でも同様の割引が実施されます。市営駐車場はすでに4月から割引が始まっています。市内の障がい者団体が市に求めてきたものです。
遊休農地解消の取り組み
09年、農地法が改正され、遊休農地の状況調査が定められました。高槻市では、市、農業委員会、農協などが対策本部を設立、地域の農業者が組織する協議会と連携し、調査・解消に取り組んでいます。後継者問題、山間部の遊休農地など課題解決へ、国・府の予算に加え、市も助成し、年間2ヘクタールの解消を目指し、取組んでいます。
北地区図書館
来年夏の開館(浦堂2丁目)に向け、工事が始まります。
建設にあたり、市北部の住民の皆さんから要望が寄せられていた行政サービスコーナーが併設され、住民票、印鑑証明、戸籍証明書の交付などが行われる予定です。
学校耐震化、校舎増築、エレベーター設置
郡家小学校区内では、この数年、新興住宅や大型マンションの開発で、人口が増え続けています。校舎中棟の耐震化と同時に、増築を行い、教室を増やし、エレベーターを設置します。また第4中学校校舎(大畑町)の耐震改修工事も行われます。
JR高槻南側デッキ
同デッキはエスカレーター、エレベーターの設置が完了し、引き続き、駅から松坂屋、グリーンプラザ1号館につながる上屋が設置されます。来年3月に完成予定です。
6月議会
議会運営委員会に提出した意見書
生活保護の改悪に反対
芸能人の親族の生活保護受給を極端に強調し、保護を受けにくくする動きが強まっています。政府やマスコミによって「不正受給」が拡大しているかのような宣伝がされていますが、実際は全体の0・33%(09年度、厚生労働省調査)です。逆に収入が、生活保護水準以下の人が保護を受給している割合は欧米の7割から8割に比べ、日本は1割から2割です。この問題こそ早急に解決するべきです。
介護保険制度の改善を
政府の介護保険改悪で、これまで通りのサービスを受けられなくなる高齢者が増えています。特にヘルパー派遣は介護報酬の上限が「派遣時間60分以上2910円」から「45分以上2350円」になり、必要なサービスが受けられなくなる事態が生まれています。
政務調査費報告(2011年度分)
同調査費は議会に係わる調査研究・資料購入などにあてました。残額は市に返還しました。
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