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2012年 No.393 2面(4月26日発行)

市と議会が富田奈佐原線の歩道設置や
    芥川の洪水対策など、府に要望活動

大阪府はこのほど、今後10年間の府内の道路や河川などの整備計画「大阪府都市整備中期計画(案)」を発表しました。計画案で、市や住民が長年要望してきた安全対策が大きく後退したことから、3月30日、市長、市議会正副議長、高槻選出の府会議員も出席し、大阪府に、計画の修正を求める要望活動をおこないました。後日、府の回答がありましたので、主なものを紹介します。

富田奈佐原線の歩道設置

特に大畑町交差点より北側は、歩道が設置されておらず、渋滞時は人や自転車が安全に通行できない状況です。住民の皆さんからは「雨の日は車にあたって傘がさせないほど」などの声が上がっていましたが、計画に明記されていませんでした。歩行者の安全対策を強く要望しました。

〈府の回答〉 
 大畑町交差改良は実施。そのなかで一部設置の見込み。

富田JRガード下の拡幅

非常に狭隘で人や自転車の横すれすれを車が通り、大変危険な状況です。市と議会は府に3年前にも要望していましたが、計画に明記されませんでした。拡幅を強く要望しました。

〈府の回答〉 

JRをはじめとする関係機関との、歩行空間確保に向けた協議を予定している。

芥川JR橋梁下の洪水対策

芥川の雨量の図西国街道付近からJR橋梁下までは、100年に一度の豪雨(1時間84ミリ)に対応する整備ができていません。特にJR橋梁下は道路が低くなっており危険です。西側には住宅地が広がっており、市は早急な整備を繰り返し求めてきました。


〈府の回答〉 

府による「洪水危険度」の評価が3(浸水で建物の一階相当が水没すると思われる、または木造家屋が流出する)となっているため必要に応じて計画を見直す。

 

3月議会・意見書

障がい者総合福祉法の制定を

政府が、障がい者自立支援法廃止後の「障がい者総合福祉法」の検討のため設置した「総合福祉部会」は、昨年8月、利用者負担を原則無償とするなどの「提言」をまとめました。しかし、政府は自立支援法の根幹を残す「総合支援法」を提案。18日の参院厚生労働委員会において、民主・自民・公明の賛成で可決しました。意見書は早急に「提言」や障がい者の意見を最大限尊重した総合福祉法を制定することを求めています。

「心の健康を守り推進する基本法」の制定を

日本は自殺者が毎年3万人を超え、精神疾患による受診者が約320万人(40人に一人)に上ります。しかし、日本の精神保健・医療・福祉は欧米諸国に比べて大きく立ち遅れています。意見書は、国が総合的・長期的な政策を保障する基本法の制定を求めています。


2011年度の子ども手当の再申請手続きについて

3月の「市政資料」で、昨年10月~今年3月分の子ども手当は3月末までに再申請をしないと受け取れなくなることをお知らせしていましたが、未申請者が多いことが問題になり、3月30日、国会成立した改正児童手当法で、9月末まで申請期間が延長されることになりました。まだ、申請をされていない方は、子ども育成課で手続きをしてください。

子ども育成課 市役所総合センター7階 

電話674−7174

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