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2012年 No.391 2面(2月21日発行)

安満遺跡・芝生公園整備について(2月8日史跡整備特別委員会)

スタジアム建設の基本構想「中間報告」は見直しへ

2月8日に「史跡整備特別委員会」が行われ、昨年9月議会で、継続審議になった京都大学農場用地の購入について報告がありました。3月議会に、公園整備の費用を削除し、土地購入の予算を計上するというものです。

公園整備構想の策定の進め方については、スポーツ施設の建設、文化施設の建設で、「100万人の劇場公園」などが書かれている中間報告を、外部の検討委員会や議会・市民の意見を聞き、見直すとしています。

ガンバ大阪のサッカースタジアムは吹田市での建設が正式決定されています。宮本市議は「中間報告を白紙に戻し、市民の意見を尊重し、市民が利用しやすく、憩える公園にすることが求められている」と主張しました。

京大農場の趣きを引き継ぐ公園に

京大農場の画像委員会では、京大農場の移転スケジュール案の説明もありました。移転先の木津川の農場の整備進捗に併せて、2015年から順次移転していきます。
 京大農場は、イチョウ並木などの光景や緑の憩いの場が市民に長年愛されてきました。京大農場が無くなることを惜しむ声が多くあります。公園整備にあたって、それらイチョウ並木や緑など、長年親しまれてきた光景などを残すことを求めました。


登呂遺跡を会派視察しました

1月18日、安満遺跡整備構想の参考にするため視察しました。登呂遺跡は、吉野ヶ里や三内丸山遺跡の発見、建物の老朽化に伴い、来訪者が減少していましたが、2010年、博物館などをリニューアルし、約一年間で約14万8千人と多くの人々が訪れるようになりました。博物館内に復元遺跡を展示し、屋外には、古代の水田や竪穴式住居が再現され、ボランティアガイドが活躍しています。また、屋外は公園としても利用されていました。

議会改革について

豊田市議会を視察(1月17日)

現在進行中の高槻市議会の議会改革の参考にするため、全国的に評価が高い豊田市の議会活性化の取り組みを視察しました。

 視察テーマは、① 議会改革の経過について ② 市民シンポジウムについて③地域市議会報告会について④市民への市議会に対する意識調査について ⑤その他(特に議員定数について)などです。

 豊田市の議会改革では、選挙で選ばれた首長と議会が自治体を構成する「二元代表制」の確立が改革の大きな柱になっています。また、市民参加に工夫をしていることも、大きな特徴です。高槻の市議会改革にあたって、豊田市の議会改革の具体例と「二元代表制」などそこに貫かれている改革の指針を参考にしたいと思います。


地方分権推進特別委員会(2月3日)

「高槻市・島本町広域行政勉強会」の経過について、説明がありました。同勉強会は09年12月島本町から、し尿処理場(東上牧にあり、住民から撤去要望が続いている)を廃止し、広域行政で処理することについて協議の申し入れがあり、進めてきました。昨年3月、両市町の財政見通しなどの比較、広域連携・合併した場合の効果などをとりまとめた「中間報告」が発表されました。

この中間報告について、昨年6月、島本町は住民説明会を行い、そこで出された住民の意見などをふまえ、「合併を条件に広域連携を推進することは難しい」と高槻市に連絡がありました。高槻市は、し尿処理について「現時点で島本町のし尿を受託することは困難」としました。また、東上牧のし尿処理場の問題に対し、島本町に対応を早急に検討することも求めました。

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