2011年 No.385 1面(8月11日発行)
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サッカースタジアム構想の経過 2003年の市長選挙でスタジアム建設を公約、2005年には具体的な事業費や交通アクセスなどが示される。2006年3月に方針変更をし、2007年の市長選挙で、サッカースタジアムは市長公約から消える。2011年2月に史跡指定される。2011年3月、3つの行政案が明らかになる。 |
京都大学農場用地取得の予定
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庁内推進委員会で検討された中間報告①スポーツ・健康②文化・芸術③環境・農業の方向性のうちどれにするかも含めて、基本構想 を今年度中に確定する予定です。
また、9月議会に防災公園部分の整備をUR(都市再生機構)に委託することや公園全体の整備にかかる用地費の契約で発生する債務負担の限度額などが提案される予定です。
日本共産党は「3つの方向性ごとの事業費もわからない状況では議論ができない。また、市民要求との関係での優先順位、市の財政状況からも、整備費がかかる大きな施設建設はやめるべき」と指摘しました。
高槻民主市政をつくる会主催で市民のための公園整備について話し合われました。周辺住民の方から「近所の人で広場のゴミ拾いをしている。3万人の観客が行き来するとなれば大変なことになる」、「長年、緑地として親しまれてきた」との意見がだされました。住民に説明もなしにすすめることは問題です。早急に周辺住民への説明会が必要です。
10万人署名を集めているサッカースタジアムを推進する会は自分たちで資金を集めスタジアム建設するとしています(建設予定地は「にぎわいゾーン」上図)。しかし、大規模改修費用(ガンバの試算では30年間で26億円)などの負担や交通アクセスのための道路整備は市の負担です。市税収入は年々落ちています。財政状況からも、公共施設の耐震化、自然エネルギーの拡充、住民の要求実現の財源こそ優先すべきです。
集会参加者からは「現風景を生かした公園に」、「豊かな自然環境をこの機会に市民の手で築き上げること」などの発言がありました。
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