2010年 No.372 2面(6月11日発行)
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大川 はじめ市議 |
福祉企業委員会(副委員長)、市街地整備促進特別委員会 |
中村れい子市議 |
総務消防委員会、阪急高架・交通体系特別委員会、農業委員 |
かつ原和久市議 |
建環産業委員会、地方分権推進特別委員会(委員長)、総合計画審議会 |
宮本雄一郎市議 |
文教市民委員会、史跡整備特別委員会、 国民健康保険運営協議会 |
きよた純子市議 |
福祉企業委員会、地方分権推進特別委員会、保健所運営協議会 |
JR高槻駅北東地区の集合住宅A棟は2012年9月の完成予定、B棟は約2年遅れの2014年度の完成予定との報告がありました。委員から、工事時期の延長によって周辺住民の負担がさらに継続される。阪急不動産への指導と周辺住民への丁寧な説明をするよう要望がありました。
関西大学高槻キャンパスの市民開放施設整備への補助は08年、09年度で23億100万円。大学内に設置される児童図書館は、市の「まちごと子ども図書館」構想のコア機能を位置づけるなど、協議・調整中。委員からは、コア機能は、学校図書館との連携のためのコーディネートや、学校図書館支援員の人的・情報交流の促進など、本来市が主体的に実施すべきことであり、一大学にその機能を置くのはふさわしくないとの指摘がありました。
安満遺跡芝生公園等の整備では、京大農場の東半分を中心に発掘調査をおこない、弥生時代集落の重要な構成要素である水田域について、明確な考古学的証拠が確認できず、追加調査が必要と安満遺跡調査指導検討委員会から指導がありました。今後は、土壌分析、発掘調査をおこない、今年6月末に調査成果をまとめ、遺跡の追加指定を進める。また、安満遺跡芝生公園の基本構想を検討する庁内推進委員会を設置すると報告がありました。委員からは、京大農場の利活用は過去の経過では市民や学識経験者、議員などで構成する検討組織で議論するとしていたが、新たに設置する庁内推進委員会と、その役割はどう変わるのかとの意見に、保存と活用の区域が明確になり、行政内でさまざまな検討をした後、市民や学識経験者、議員などで構成する検討組織を設置すると答弁がありました。
新名神高速道路のアクセス道路である(仮称)高槻東道路について、府は財政状況や将来の交通量を検討した結果、171号まで接続するが、十三高槻線は接続しないとの申し出に、市は計画変更しないよう要望していると報告がありました。委員から、171号の混雑や安全性が危惧され、府に変更は承服できないと強く要望するべきと指摘がありました。
また、府道富田奈佐原線については、府が第四中学校西側の道路拡幅は、今年度より工事をする予定と報告があり、委員から、JRガード下道路の整備は、府の財政状況からも手詰まり状態であり、市として、事業の費用を一定負担する検討をしてはどうかとの意見がありました。
大阪府が「地方分権改革をめざす」として策定した、権限移譲実施計画(案)にもとづき、府の権限を市町村に移譲。高槻市は2010年度から3年間で、23事務の移譲を受ける予定と報告がありました。委員からは、広域でないと専門性が保てない事務があり、専門知識が要るものは府がすべきではないのか、との意見がありました。
高槻・島本広域行政勉強会は、今後の広域行政、合併の議論を含め検討して欲しいと市長に対し、島本町長からの申し入れで再開されました。委員からは、上牧地域にある、島本町のし尿施設に関しては、近隣住民の被害を考え、合併の問題とは切り離し、島本町の責任で解決を。また、合併問題は、両住民の理解が必要だと意見がだされました。
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